結婚式という大切な一日をどう彩るかは新郎新婦次第。
どんな流れにするのか、どんな演出を入れるのか…考えることはたくさんありますよね。
結婚式で大事にしたことについて尋ねると、「オンリーワンの結婚式にしたかったんです!」と話してくださった松尾夫妻。
レターソングは、お二人こだわりの感動の演出として結婚式を彩ったようです。
お二人が作詞をされたレターソングは、840万回超える再生回数を記録中!
家族を想う気持ちが、たくさんの人の心を掴んだようです。
今回は前編のインタビューの続き、後編を紹介します!(インタビュー前編はこちらから!)
前編では、レターソングを知ったきっかけや当日の様子などを話してもらいましたが、後編では制作過程についても詳しくお聞きします!
ーレターソングを上映した際の様子をお伺いしましたが、準備の過程についてもお話をうかがえればと思います!レターソングの制作時に不安だったことはありますか?
隆史さん:不安よりわくわくする気持ちの方が大きかったので、不安はほぼなかったです。
智美さん:みんながどういう反応するのか、くらいだったと思います。
ほとんどの人が多分、「え?手紙を読まないってあるの?大丈夫?」という反応だろうなと思っていたので、ゲストがどういうリアクションするのか、という不安はありましたね。
隆史さん:あとは家族を泣かせられるかなと、いうところですね。
ーわくわくした気持ちの方が強かったんですね。それはとても嬉しいです!レターソング を制作する中で、こだわったことはありますか?
隆史さん:いっぱいありますね。何個あるかわからないです!(笑)
まずは先ほどからお伝えしている涙ですね、泣かせることです。
あとは、起承転結があるか・ストーリー性があるかという点にもこだわりました。
ストーリーの部分でいうと、それぞれの実家と私たちの暮らしている場所が離れており、両家と私たちの三家を一つに繋ぐ、という意味を込めて時計を作っていたので、時計も歌も「世界に一つだけ」ということが伝わるように、歌詞に盛り込みました。
あとは具体的なエピソードを盛り込みたいと思っており、妻と私ともにおじいちゃんがなくなっていたので、おじいちゃんのエピソードを組み込むようにしました。
そのエピソードによって、涙を誘えるかなと思っていましたので。
おじいちゃんも含めて家族だよ、と伝えることにこだわりました。
智美さん:こだわりじゃないですが、歌詞をどうやって書いていいかわからなかったので、思っていることを一言でもいいから書いて、そこから歌詞を考えていく方法をとりました。
ノートに家族全員分のだめなところといいところをとりあえず一言で、だーっと書きましたね!笑
そしてそのノートを見ながら、歌詞を考えていきました。
この方法はよかったと思います。
隆史さん:本当はおじいちゃんだけでなく、おばあちゃんや、姉と妹たちも入れたかったですが、入りきらなかったので、家族というくくりでまとめました。
智美さん:夫は言葉を考えたりするのが好きなんですが、そのノートを書いてからは、ものの5分〜10分で歌詞をほぼ作っていて…
あとは、2人で「ここ少し言葉短くしたほうがよくない?」と話し合ったり、そんな感じで書いていったと思います。
隆史さん:僕の中で、レターソングを申し込んだ時点で、すでにストーリーは決まっていました。
天国のおじいちゃんにもメッセージを伝えたいということ、時計を入れたストーリーにしたいということは決まっていたので、歌詞はスムーズに書けました。
智美さん:担当のスタッフさんにも「いい歌詞ですねー!」って言われました。
隆史さん:曲も素晴らしかったです!
智美さん:デモをもらった瞬間に、「あ、これいい!」と思いました!
—歌詞にはたくさんのこだわりが詰まっていたんですね!家族一人ひとりに関するエピソードを書き出して歌詞にするのも、より具体的になりそうで、とってもいいアイディアですね。歌詞や曲だけでなく、シンガーもすごくよかった気がします!
智美さん:シンガーもこの人でお願いします、と指名したんですよ!
隆史さん:Youtubeで動画を見た時に、この人だなあってピンときたんですよね。それで指名させてもらいました。
ー歌詞だけではなく、歌うシンガーにもこだわってらっしゃったんですね!ちなみに、申し込む前には気付けなかったレターソングの魅力はありますか?
隆史さん:打ち合わせの上限がないことです。
私たちは打ち合わせが少なかった方だと思うのですが、仕事が忙しい人でも気軽にLINEでやりとりできるのがいいですね。
あとはあまり思いつかないですね。
完成イメージも湧いていたから、そんなに申し込む前にイメージしていたものとのギャップみたいなのはなかったかな。
智美さん:担当のスタッフさんも、最初の時点で信頼できてよかったです!
ー確かに、せっかく時間をかけて作るものですし、担当のスタッフとはしっかりコミュニケーションをとりたいですよね。レターソングは結婚式の後も見ることができるのが一つの特徴だと思いますが、その部分で親御様の反応はいかがでしたか?
隆史さん:DVDとして手元にあることで、見たい時にいつでも見られるので、とても喜んでいました。
両家と合わせて世界に3枚しかないという価値や、歌詞に込められた想いを文字として見られることで、より喜んでもらえていたんだと思います。息子が大きくなったら、早く見せてあげたいですし、そのときのリアクションも今から楽しみです。
ー親御様も喜んでいらっしゃるようで、私たちも嬉しいです!当日だけでなく、ずっと手元に残るのもレターソングの良いところですよね。では最後に、レターソングを検討している新郎新婦様へ、一言お願いします!
隆史さん:当日泣いてしまい言葉が詰まって上手く言えないなど不安がある方や、手紙では恥ずかしくて伝えられない方でも、レターソングなら映像と歌詞を合わせて感謝を伝えることができ、手紙以上により具体的に過去の思い出をよみがえらせることができますし、感動してもらうことができます。
そして何よりも親へのサプライズプレゼントになるので、サプライズ好きな方には特にオススメです!
ーおっしゃる通り、たくさんのお客様の結婚式を拝見してきましたが、感謝の気持ちがより伝わり、感動的なシーンになりますよね。今後も新郎新婦様のお手伝いをしていけたらと思います。お二人とも、ありがとうございました!
株式会社オースタンス ウェディング事業部長・レターソングのサービス責任者。大学から始めたアカペラの魅力に取り憑かれ、大学卒業後もアカペラグループのメンバーとして、シンガー活動を続ける。オースタンス入社後は、花嫁様の「手紙を読みたくない」という気持ちに寄り添うとともに、周りのシンガーや作曲家に仕事を作りたい!という想いから、レターソングを立ち上げた。