レターソングに限らず、結婚式全体にもこだわったと話してくれた松尾夫妻。
「ゲストに楽しんで帰ってほしい!」というお気持ちで、たくさんの工夫をされたんだそうです。
具体的にどんな工夫をされていたのか、番外編としてインタビューさせてもらいました!
ーここからは番外編として、レターソングに限らず、結婚式全体のお話を伺いたいと思います!結婚式での一番の思い出について教えてください。
隆史さん:一つ一つこだわりを持って作り上げた式だったので、全てが思い出ですが…
会場を独占して使用できたため、装飾(入口のレッドカーペット、お手洗い、控室)や、サプライズ(料理、レターソング、花火)など、小さな気配りを会場内に数多く仕込み、おもてなし精神を尽くしたこと、あとは、サプライズとして新郎のお色直しタキシードを新婦の姉妹からプレゼントしてもらったことは思い出に残っていますね。
ーレターソングに限らず、全てにこだわりが詰まった結婚式だったんですね!結婚式で一番大事にしたのはどの部分ですか?
隆史さん:「オンリーワンであること」は大事にしていました。
「花より男子」の会場だったことと、ホテルではなくてその時間を独占できるゲストハウスということで、オンリーワンといいますか、すべてを自分たちの時間として使いました。
会場にゲストの方が入場する時に通る場所には、レッドカーペットを敷いて、両側に私たちの生まれ育った写真を置きました。ゲストが入ってくる時点から、空間作りにこだわったかなと思います。
「他の結婚式と違ったな」「よかったな」と思って帰ってもらうことを目標にしよう、と最初から思っていました。
智美さん:他にない式をやりたい!って言っていて、こだわりが本当にすごかったです。(笑)
隆史さん:お祝儀に見合った結婚式なのか、というところは意識していましたし、お祝儀だけでなく交通費と時間を私たちに提供してもらっているので、来てくれた人たちに「来てよかった」と思ってもらうことと、「感動」を感じてもらうことをテーマにしていました。
ーゲストのみなさんに楽しんでもらいたい、という思いで結婚式全体を工夫されたんですね。こだわりポイントが多いと準備も大変だったと思いますが、大変だったことはありますか?
智美さん:細かいことをいうとキリがないですが、小物類作りです。
小物類って高いじゃないですか。
なので、夜な夜な作っていました。
例えば、ウェルカムボードや招待状、トイレのアメニティ、テーブル上の名前、帰るときに渡すプレゼントにも名前を書き、全て袋詰めして…といったことをしていました。
男性に手伝って、と言っても、細かい部分とか、私が思い描いているようにはできないですし。(笑)
結婚式をする世の中の女性は、みんなそうだと思います。
隆史さん:それもお金で買おうと思えば買えたのですが、買いたくなかったんですよね。
智美さん:結婚式に自分が出席した時に、こういうのがあったらいいな、というものを中心にこだわりました。
トイレのアメニティがすごい、とゲストから言われて嬉しかったです!
隆史さん:互いの両親が遠距離なのも大変でしたね。
離れていると相談もしづらいですし。
智美さん:本当に大変でした…親に相談したいけど、サプライズで言えないこともたくさんあり、葛藤していました。
隆史さん:あと、親族は早めに集まるから待っている間は暇になるじゃないですか。
なので、控え室で読める親族向けのアルバムを作りました。
あと、お菓子やお弁当を事前に用意しました。
智美さん:小さい子も多く、絶対飽きると思ったので、お菓子と飲み物を用意しました。
おじいちゃんおばあちゃんも飽きるだろうなと思って、前半に私の小さい頃の写真、後半に2人の前撮りの写真、最後に私から親族へのメッセージを入れて、自分の親族にプレゼントしました。
夫は夫バージョンのものを作り、その写真集をプレゼントしました。
隆史さん:親戚と言いながら初めて会う方たちもいるので、そういう方たちにも分かるように、と思って写真集を作りました。
智美さん:やはり親族は控え室で暇だったようで(笑)、そのサプライズはみなさんから好評でした。
ーなるほど!ご友人や親御様だけでなく、ご親族のみなさまのことを考えた上で準備をされていたんですね。さすがです…!では最後に、これから結婚式を迎える後輩花嫁にアドバイスをお願いします!
智美さん:結婚式の準備は、早いところで半年くらいでできると言われると思います。
だけど、最初に細かいことを準備して、結婚式の直前は自分のメンテナンスに時間を使った方が良い。
最初にやっておいて後悔することはないので、最初にやれることは絶対にやっておいたほうがいいです!
そして、後半は自分のために時間を使う。
お金をかけてもいいから、自分のメンテナンスに時間をかけるべきだと思います。
隆史さん:自分たちがしたいことは全部する!!
そして、自分たちの結婚式だけど、あくまでおもてなしの気持ちと、来てもらった人への感謝の気持ちを忘れないことが大切かなと思います。
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ーこれから結婚式を迎えられる花嫁様にとっても、たくさんの役に立つ情報があったと思います。長い時間のインタビューにお付き合いいただき、ありがとうございました!またぜひ遊びにいらしてくださいね🎶
株式会社オースタンス ウェディング事業部長・レターソングのサービス責任者。大学から始めたアカペラの魅力に取り憑かれ、大学卒業後もアカペラグループのメンバーとして、シンガー活動を続ける。オースタンス入社後は、花嫁様の「手紙を読みたくない」という気持ちに寄り添うとともに、周りのシンガーや作曲家に仕事を作りたい!という想いから、レターソングを立ち上げた。