結婚式での主賓と言えば、招待されたゲストの中で最も格が高いゲストを指します。
一般的に新郎新婦の会社の上司や学生時代の恩師などに主賓をお願いするケースが多くなっていますが、人から信頼されるということはやはり嬉しいことです。
ただし、主賓をお願いされた時に不安なことのひとつが「結婚式での主賓挨拶」のスピーチ。
特にあまり人前でしゃべる機会が少ない人は、何をしゃべっていいのか、うまくしゃべることができるのか不安だと思います。
そこでここでは、結婚式での挨拶のコツや注意点を例文も交えながらご紹介しています。
結婚式でのスピーチの所要時間は5分以内で
主賓挨拶の場でも主役は主賓ではなく、あくまで新郎新婦です。
もちろんそれはわかっていてもあふれ出るお祝いの気持ちでスピーチが長くなってしまうという人もいるかもしれません。
しかし、長いスピーチは会場のゲストを疲れさせてしまうだけですので、スピーチの時間は5分以内というのを心がけましょう。
5分のスピーチは、文字数にするとおよそ1200文字から1600文字程度になります。
スピーチの時の姿勢は堂々と
スピーチをおこなう時は、胸をしっかりと張り、背筋を伸ばして堂々とした姿勢でおこないましょう。
あごは軽く引いて口とマイクの距離は20cmほど保ちながら話します。
手の位置が気になる人がいるかと思いますが、前で軽く組むといいでしょう。
声の出し方はゆっくりはっきりと
スピーチの時の声の出し方は、ゆっくり、はっきりと話します。
緊張して急ぎすぎて早口になっては聞き取りにくくなってしまいますので、「ちょっとゆっくりかな?」と自分で感じるくらいが丁度よいでしょう。
主賓挨拶の構成
主賓挨拶の内容は自身で考えなければいけません。
これまで文章の構成をおこなったことがないという方は、この時点でかなり不安を感じてしまいます。
そういった方にむけて簡単に主賓挨拶の構成例をご紹介しますので、他の方の主賓挨拶も参考にしながら自身のスピーチを考えてみてください。
主賓挨拶の構成例
主賓挨拶を考える際は、以下のような構成でおこなうと自然な挨拶の構成を作ることができます。
・簡単な自己紹介(以下例文)
ただいまご紹介あずかりました、新郎(新郎の名前)君の(新郎との関係性と自身の名前)と申します。
・お祝いの言葉(以下例文)
このたびは、(新郎の名前)くん、(新婦の名前)さん、ご結婚まことにおめでとうございます。ご両家の両親をはじめ、ご親族の皆様方、心より御祝いを申し上げます。
・新郎新婦への印象やエピソード(以下例文)
新郎の(新郎の名前)くんは、現在入社5年目の我が営業部の仲間です。
(新郎の名前)くんとは5年の付き合いになりますが、(新郎の名前)くんは営業部に配属されてからは、仕事に臆することなく、まわりの同僚とも励ましあいながら着実に業績を伸ばしてまいりました。(続く)
など…新郎新婦への誉め言葉やプラスの印象のイメージになるエピソードトークなどを盛り込みましょう。
・新郎新婦へのはなむけの言葉(以下例文)
これからおふたりが幸せな結婚生活を迎えるに当たって、多少なりとも人生の先輩としてちょっとしたアドバイスを申し上げたいと思います。
永い結婚生活を送る中で忘れがちなもののひとつが、お互いへの「感謝の言葉」でございます。(続く)
など…新郎新婦へのはなむけの言葉ときっと幸せな家庭を築いていくことでしょうといった言葉などを盛り込みましょう。
・結びの言葉(以下例文)
長くなってしまい大変恐縮ですが、これをもちまして私からおふたりへのはなむけの言葉とさせていただきます。
(新郎の名前)くん、(新婦の名前)さん、本日はまことにおめでとうございます。御清聴ありがとうございました。
忌み言葉や重ね言葉はNG
別れを連想させる「別れる」や「切れる」、「離れる」などの言葉をはじめ、「終わる」や「破れる」、「割れる」、「去る」、「飽きる」、「冷える」などの言葉はこれから結婚生活をはじめるふたりの門出にはふさわしくありませんので注意が必要です。
また、不幸な言葉や死を連想させるような言葉、「度々」や「くれぐれ」、「皆々様」、「色々」などの繰り返す言葉も再婚を連想させてしまうため、婚礼の場での言葉としてはふさわしくないとされています。
最後に一度声に出して読んでおこう
スピーチの原稿を前もって声に出して読んでおくことで、間の取り方や話すスピードを調整することができます、またリズムが取りやすいように、読みながら句読点をつけておくのもおすすめです。
当日は原稿を持ったままスピーチをおこなっても失礼には当たりませんので、不安な方は原稿を持ったまま話してもいいでしょう。
ただし、ただ原稿を読み上げるのでなく、自分の気持ちしっかりとこめて読み上げ、新郎新婦の門出を祝福してあげてください。
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両親への感動の手紙を歌にのせて
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レターソングのWebマーケティングとディレクターを担当。もともとアーティスト活動や作曲家として活動をしていたこともあり、音楽の幅広い知識とWebマーケティングの両軸で仕事が出来る、レターソング運営会社のオースタンスに入社。