YoutubeにUPされているレターソングの動画の中で、一番再生されている動画の再生回数は、なんと現在840万回超え!
その楽曲を制作したのが松尾様ご夫妻です。
「初めて教えてくれた卵焼き」など、具体的なエピソードを盛り込んだ歌詞は、多くの人の心に残り、曲を聴いた人の心を掴んできました。
今回はその松尾様ご夫妻に、レターソングを知ったきっかけやレターソングを実際にご覧になったゲストの反応、そして結婚式でこだわったことについてお話を伺いました。今回は前編です!
ーYoutubeの動画がすごいことになってますね!笑 そもそもレターソングはどういったきっかけで知りましたか?
智美さん:最初はYoutubeで「結婚式・サプライズ・歌」みたいな形で調べていて、その時に関連動画でたまたまオースタンスのレターソングに出会いました。
看護学校生の時に母に手紙を書いたことがあって、母から、泣いちゃうから花嫁の手紙をあまり読んでほしくないという風に言われていて、夫に「いい演出の動画を見つけたんだけど、ちょっと見て」という感じで少し見せたんです。
その時に「あ、いいんじゃなーい」という反応が返ってきて、それなら少し考えておこうかという話になりました。
ー智美さんが先にレターソングの動画を見つけたんですね。その時、隆史さんはどう思っていましたか?いいなと思っていましたか?
隆史さん:はい。基本サプライズ好きなので、すごく感動する演出になるだろうなと思い、そこはとても共感しました。
ーお二人ともレターソングをいいなと思って下さったんですね。レターソングを利用しようと思った理由について教えてもらえるでしょうか。
隆史さん:大きくいえば2つあります。
1つ目は、先ほども話に上がりましたが妻が看護学校生の時にお母さんに手紙を書いたことがあったので、妻のお母さんが結婚式で手紙は読まなくていいよ、と言っていたから。
そして2つ目は、何かしらオンリーワンの式をしたいと思っていたので、サプライズ的な要素を入れたいと思っていたからです。
ーなるほど!申し込みの決め手はありましたか?ちなみにお問い合わせは電話ですか?
隆史さん:やろう!と決めた瞬間に、僕が外出中の車内で電話しました。
決め手はレターソングをやっている人が少なかったからです。
当時フラッシュモブが世間的に流行っていた時代で、同じことをしたくないという思いからでした。他の人があまりやっていないのがよかったですね。
ー人とは違う、オンリーワンの結婚式をしたいという気持ちが強かったんですね?それはどうしてですか?
隆史さん:オンリーワンの結婚式で、お世話になったゲストの方々を泣かせたかったからです。
僕が大学の時に結婚式のアルバイトをしていて、たくさんの結婚式を見てきたからこそ、オンリーワンの式をしたいと思っていました。それが大きな決め手ですね。
ーオンリーワンの結婚式、ということでいろんな演出をされたと思いますが、レターソングもゲストや親御様の印象に残る演出の一つとして選んで下さったと思います。一般的な花嫁の手紙のスタイルをなくすことに抵抗感はありましたか?
隆史さん:少し読んだので、全くなくしたわけではないです。
智美さん:ちょっと読みたいねって話になり、レターソング上映後、レターソングに込めたメッセージも込めて、用紙一枚もないくらいの短い文章の手紙を読みました。
隆史さん:抵抗自体は全くなかったです。
智美さん:そうですね。
ーそうだったんですね!確かに、レターソングの前後でお手紙を読んでいるお客さまもいらっしゃいます。
結婚式・披露宴の中でレターソングはどのような役割を担っていましたか?
隆史さん:両親、家族へ向けた一番のサプライズで、結婚式の中で1番の見せ場。特に、レターソングの中に三連時計を作っている様子と言葉の意味を盛り込んだんですが、そこがこだわりポイントでした。両家がそれぞれ東北と九州で、これから頻繁に会うことができない都合上、レターソングの中に出てきた三連時計も一緒に直接渡すことで、よりサプライズ感が増し、喜んでもらえたと思います。
ー「遠く離れていても同じ時を刻んでいけるように」という歌詞はとっても印象的でした。きっとご両親にも気持ちが伝わったことと思います!実際にレターソングを使ってみてよかった点を教えてください。
智美さん:反響はかなりよかったです!「こだわりや思いがとっても詰まっていて感動したよ」という声をたくさんいただきました。
隆史さん:世界で、両家と僕たちの3セットしかないCDというのが一番よかったところですかね。
そして、短時間で伝えたい大事な部分を家族に伝えることができ、メッセージ性があるところもいいですね。
智美さん:手紙だと耳だけで聞くことになり、そういうことがあったんだな、というのは確かに分かりますが、写真があるとより分かりやすくていいですよね。宝物になりますし。
お手紙だけだと、新婦の親に最後に渡したりすると思います。でも、レターソングは3セットあるので、新郎のお母さんにも渡せるし、新婦側だけじゃないからより特別ですね。
ー世界でたった一つ、ご家族の間で共有できる大切な1曲ができあがりましたね。当日レターソングが流れていたとき、どのようなことを感じていましたか?
智美さん:上映前から感極まっていて、すでに少し泣いていました。完成した時点で泣いていたのですが、さらに泣いちゃった(笑)。
ただ、周りの反応は見ていました。みんなどんな表情してるのかなーと気になって。
隆史さん:そうだよね、そこに尽きる。
智美さん:両親が離れた位置にいたので、何回かお互いの両親の顔を見ていました。
笑ってたから、「あー思い出に浸ってるのかな」と思っていました。
隆史さん:僕も同じですかね。お互いの両親にメッセージ性が伝わっているかなというところと、会場の人たちも共感してくれてるかな、というところは気になっていました。
ー確かに、想いが込もっている分、ご両親の反応は気になりますよね。結婚式を終えられたあと、親御様やお友達の反応はいかがでしたか?
智美さん:素晴らしかったです!
隆史さん:申し分ないです!!
智美さん:3年経った今でも言われます。
最近だと、息子の保育園の先生に松尾さんyoutube出てます?って言われて。
隆史さん:海外でも言われました。バリに新婚旅行に行ったのですが、妻の髪やドレスを担当してくれていた人に、松尾さんyoutube出てる?みたいに言われました。
智美さん:親も連絡してきますもん。私の母もこの前職場で言われてさ〜、と言っていました。
隆史さん:作ったあとの反響ですが、智美の妹が特に喜んでいました。歌詞を見ずに歌えるようになるくらい、リピートして聞いてましたね。
ー当日その場にいたゲストだけでなく、Youtubeを見た方からも反応があったんですね!お二人の想いが、当日ご覧になった方や、Youtubeで動画をご覧になった方にも伝わったんだと思います。後編では、レターソングを作る際にこだわったポイントなど、お聞きしていきたいと思います!よろしくお願いします!
松尾様ご夫妻:よろしくお願いします!
次回は、松尾様ご夫妻がレターソングを作る上でこだわったポイント、お式の後のエピソードなどをお伝えします!
レターソングが気になる!という方は、ぜひお気軽にお問い合わせくださいね
株式会社オースタンス ウェディング事業部長・レターソングのサービス責任者。大学から始めたアカペラの魅力に取り憑かれ、大学卒業後もアカペラグループのメンバーとして、シンガー活動を続ける。オースタンス入社後は、花嫁様の「手紙を読みたくない」という気持ちに寄り添うとともに、周りのシンガーや作曲家に仕事を作りたい!という想いから、レターソングを立ち上げた。