結婚式のクライマックスシーンで読むことの多い“花嫁からの手紙”。感謝を伝えたいけれど、「どんなことを書けばいい?」「書くときのルールは?」「初めや終わりはどうしたらいい?」そんな花嫁さんの悩みを解決します!たくさんの花嫁の手紙の例文を参考に、手紙を書く際のコツを教えます!

 

花嫁の手紙を書く前に

いきなり書き始める前に、より想いが伝わる手紙に仕上げるために、まずは基本をおさえましょう。

 

■全体の基本構成をチェック!

【書き出し】【具体的なエピソード】【結び】この3つの構成を意識しましょう。

 

・書き出し

これから手紙を読むことを伝えましょう。ゲストへの一言も添えるとより丁寧な印象です。

・具体的なエピソード

手紙の核となる部分です。「いつも◯◯してくれてありがとう」「あのときの言葉に励まされました」「あのときはあんなこと言ってごめんね」などなど、伝えたいエピソードを2,3つ用意しましょう。お父さん、お母さん宛てに書く場合、兄弟や姉妹にも書きたい場合など、伝えたい人が増えるほど長くなってしまうので、その場合は各パートの文量に注意しましょう。

・結び

締めとなる部分。これからの未来に向けて一言や、義両親への一言など、未来を感じる形で結ぶと、きれいな結びとなりますよ!

 

上記3つの構成全体で、800文字程度に収めるのが良いでしょう。時間としては3分前後で読める文量だとベター◎ゲストも聞いていて飽きず、クライマックスの感動あふれる雰囲気の中で感謝を伝えられます♪

 

■良い花嫁の手紙を書くコツは?

・普段の呼び方でOK!

「お父さん、お母さん」「パパ、ママ」「◯◯さん」「◯◯ちゃん」結婚式の場だからとかしこまらず、普段の呼び方で大丈夫です。緊張しているのはご両親も同じ。普段と同じ空気感で伝えられるように、いつもどおりの呼び方にしましょう。その他の単語についても、普段からよく使う言葉遣いがあれば、そちらを使って問題ありません。

・具体的なエピソードを盛り込む

「毎日お弁当つくってくれた」「あのとき◯◯の言葉に励まされた」「部活で怪我をしたとき・・・」などなど、“なるべく具体的に”を意識しましょう。もちろん「生んでくれてありがとう」「育ててくれてありがとう」「反抗期はごめんね」などを入れても大丈夫ですが、より具体的なエピソードを盛り込んだ方が、オリジナリティ溢れる手紙に仕上がります♪

・思い出の場所やアイテムを盛り込む

「毎年家族で行ったディズニーランド」「風邪をひくといつも作ってくれたうどん」など、特に記憶に残っている場所やアイテムがあればぜひ入れましょう。伝えられる側も、それをキーワードに当時を思い出して、懐かしい気持ちになってくれます。

 

手紙の例文全文を掲載してご紹介!

ここからは、先輩花嫁さんの手紙を一挙ご紹介!全文を記載していますので、近い境遇のエピソードや、気に入ったフレーズを見つけたら、参考にしてみてくださいね♪

 

■例文① 両親に感謝を伝える花嫁の手紙


お父さん、お母さんへ。今日まで育ててくれてありがとう。今日を迎えられたのは、二人が愛情いっぱい育ててくれたおかげです。皆様、本日はご多用の中、私たちの結婚式へお越しいただきありがとうございます。この場をお借りして、今日まで私を育ててくれた両親へ、感謝の手紙を読ませていただくことをお許しください。

お父さん。普段、口数は少ないけど、本当は家族思いだよね。風邪をひくと「食べたいものあるか?」って、いつもフルーツ買ってきてくれたよね。誰よりも陰で心配してくれていたこと知ってるよ。そっと見守ってくれてありがとう。小さい頃、休みの日は家族みんなでBBQしたり、川や海にいったりしたね。たくさんの思い出をつくってくれてありがとう。一生忘れません。

お母さん。3人の子育ては本当に大変だったよね。弱音を吐くところなんて一度も見たことがないよ。本当は無理してたと思うけど、自分より子供たちのことをいつも優先してくれてありがとう。家に帰ると、どんなときも優しく「おかえり」って迎えてくれて、ごはん作って待ってくれてたよね。お母さんがつくる甘めのカレーが大好きでした。社会人になって離れてくらすようになって、お母さんの偉大さを毎日感じていたよ。「仕事はどう?」「ごはんたべてる?」ってLINEくれてありがとう。

二人にたくさんの愛情を注いでもらって、今日を迎えることができました。これからたくさん恩返ししていくから、身体には気をつけて長生きしてね。    

今の私たちがあるのは、家族、そしてここにいる全ての皆さんの支えのおかげです。まだまだ未熟で至らない点もたくさんあると思いますが、これから二人で力をあわせて、笑顔あふれる温かい家庭を築いていきたいと思います。どうぞこれからも温かく見守っていただけたら幸いです。本日は、本当にありがとうございました。

 

★Point!

書き出し→具体的エピソード→結び、大きく3つの構成になっています。
“風邪をひくと「食べたいものあるか?」って、いつもフルーツ買ってきてくれた” “お母さんがつくる甘めのカレーが大好きでした”
こういった具体的なエピソードやアイテムは、伝えられる側も、聞いているゲストも、印象に残りますね♪

 

■例文② 両親と兄弟へ感謝を伝える花嫁の手紙


本日はご多用のところ、私たちの披露宴へお越しいただきありがとうございました。最後に少しお時間をいただき、家族へ手紙を読ませていただくことをお許しください。

ママへ。29年間、愛情いっぱい大切に育ててくれてありがとう。当たり前のように、毎日家事をしてもらって、毎日お弁当もつくってもらっていたけれど、今になってその大変さがわかったよ。本当にありがとう。反抗期はケンカもたくさんしたよね。いっぱい傷つけて本当にごめんなさい。それでも、最終的にはいつも味方でいてくれてありがとう。

パパへ。私の愛子という名前は、「みんなに愛される女性になってほしい」とパパがつけてくれたと聞きました。昔は普通の名前だなと思って嫌だったけど、今はとても気に入っています。ありがとう。週末は、いつも車でドライブや旅行に連れて行ってくれたね。沢山の思い出ができました。またたまには家族旅行しようね。

お兄ちゃんへ。小さい時は、お兄ちゃんのすること真似ばかりしていたね。しょうもないことでよく喧嘩もしたし、大泣きしたこともあったけれど、今振り返ればそれも楽しかった思い出です。社会人になって、仕事の愚痴を聞いてもらったことがあったね。お酒を飲みながら仕事の話をするなんて、大人になったんだなあって感慨深かったよ。またたまにはご飯でも連れて行ってね。

今日を迎えられたのは、ママ、パパ、お兄ちゃん、家族の支えがあったおかげです。わがままで泣き虫でたくさん迷惑かけたと思うけど、この家族に生まれて本当に幸せでした。これからは裕貴くんと一緒に、笑いのたえない幸せいっぱいの家庭を築いていきたいと思います。どうか見守っていてね。

 

★Point!

伝えたい家族が増える場合は、文量に注意しましょう!(あまり長くなりすぎると間延びした印象になるので、全体のボリュームは大きく変えないのがオススメ◎)
“私の愛子という名前は、「みんなに愛される女性になってほしい」とパパがつけてくれた”
名前は両親からもらう最初のプレゼント♪こんなエピソードを盛り込むのも素敵です。

 

■例文③ 両親に尊敬や憧れの気持ちを伝える花嫁の手紙


本日はご多用のところ、私たちの結婚披露宴へお越しいただきありがとうございました。最後になりますが、この場をお借りして、今日まで私を育ててくれた両親へ手紙を読ませていただければと思います。

お父さん、お母さん。生まれてから今日この日まで、大切に育ててくれて本当にありがとう。結婚式の準備をするにあたって、これまでの日々を振り返ったり、アルバムを見返したりして、自分がたくさんの愛情に包まれていたことを実感しました。普段は恥ずかしくて言えないけど、聞いてください。

優しくて、仕事に一生懸命なお父さん。物知りで、たくさんの人に慕われていたね。そんなお父さんの姿に憧れて、私も教師になろうと決めました。実際に教師になってみると、想像以上に大変で、1年目の頃は体力的にも精神的にも疲弊していました。そんな私を、先輩として親として、温かく導いてくれてありがとう。

学生時代、部活を続けるか悩んでいたときも、受験のときも、どんなときも私の選択を信じて、背中を押してくれたね。お父さんが私を信じてくれたから、私も自信を持てたし、がんばれたよ。見守ってくれてありがとう。これまでもこれからも、ずっと尊敬しています。

明るくて笑顔いっぱいのお母さん。ちょっぴり抜けてるところもあるけど、子供想いで、料理上手で、お母さんは私の憧れの女性です。毎日早起きしてお弁当の準備をしてくれて、汗だらけのユニフォームを毎日洗って、週末も試合があれば応援にかけつけてくれたね。本当に何度ありがとうと言っても足りません。嬉しいときは一緒に喜んで、辛いときは一緒に悲しんでくれた。そんなお母さんがいつも近くにいてくれたから、乗り越えられたことが沢山あるよ。私もお母さんみたいなお母さんになるのが夢です。料理の腕はまだまだだから、これから教えてね。

克也くんのお義父さん、お義母さん、私のことを家族の一員として温かく迎えてくださりありがとうございます。これから二人で幸せな家庭を築けるよう一生懸命がんばりますので、どうぞよろしくお願いいたします。本日はこのような機会をいただき、本当にありがとうございました。

 

★Point!

“そんなお父さんの姿に憧れて、私も教師になろうと決めました” “私もお母さんみたいなお母さんになるのが夢です”
こんな風に思ってもらえてたと知ったらご両親も嬉しいはず。こんなところを実は尊敬していた、そんなエピソードがあれば伝えてみては?
結びのパートで義両親宛てに一言添えるのも、丁寧な印象になりますよ♪

 

■例文④ 両親に今だから言える気持ちを伝える花嫁の手紙


お父さん、お母さん。今日まで本当にありがとうございました。これまで照れくさくて伝えられなかった気持ちを手紙にしました。聞いてください。

お父さん。昔は正直、少し怖いなって思っていました。言葉遣いやマナーにうるさかったし、帰りが遅くなると厳しく叱られたし、そんなお父さんを避けていた時期もありました。ごめんね。でも、今になって、それは全部私のためだったと気づいたよ。社会人になって、毎日一生懸命働き、家族を養うことがどれだけ大変なことかもわかりました。気づくのはいつも後になってからだけど、これまでお父さんが教えてくれた人としての在り方を胸に、しっかり歩んでいくね。最近になって、お父さんはお酒を飲むとよく笑うようになるとわかったので、よかったらたまには飲みに行こうね。

お母さん。おしゃべり好きで家族のムードメーカー。嫌なことがあっても、家に帰ってお母さんのマシンガントーク聞いてると元気になったよ。中学時代は、テニスの応援ありがとう。大会前は、いつも神社にお参りしに行ってくれてたよね。一度、テニスの試合に負けて、勉強も上手くいかなくて、お母さんに当たってしまったことがあったよね。お母さんは何も悪くなかったのに、むしゃくしゃした気持ちを全部ぶつけてしまって、ひどい言葉を浴びせてしまって、本当にごめんなさい。次の日にはお母さんはけろっとしていたけれど、私のためを思ってなんともなかったように振る舞ってくれていたよね。本当にごめんね。そしてありがとう。私もお母さんの心の広さを見習っていくよ。

お父さんとお母さん、全然性格の違う二人だけど、二人から学ぶことがたくさんありました。二人の子供に生まれたことを誇りに思い、これから愛し愛される夫婦を目指して頑張っていきます。

最後に、章くんのお義父さんお義母さん。私を林家の一員として温かく迎えてくださりありがとうございます。まだ未熟で至らないところだらけだと思いますが、どうか私たち二人を温かく見守っていて下さい。これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

★Point!

“昔は正直◯◯と思っていた” “今になって気づいた” “あの時は本当にごめんなさい”
この日だからこそ伝えたい感謝、伝えておきたい後悔はありませんか?手紙を読むなんてなかなかない機会。ぜひ振り返ってみてくださいね♪
“おしゃべり好きで家族のムードメーカー” “お母さんのマシンガントーク聞いてると元気になったよ”
お人柄がわかるようなエピソードをいれるのも、ゲストの皆さんにより具体的な関係性が伝わって◎

 

■例文⑤ 両親のおかげで乗り越えられたことを伝える花嫁の手紙


本日はご多用の中、私たちの結婚披露宴へお越しいただきありがとうございます。この場をお借りして、両親への手紙を読ませていただくことをお許しください。

おとう、おかあ。いつもと同じ呼び方で呼ばせてね。これまで大切に大切に育ててくれて本当にありがとう。おとうとおかあのおかげで今日を迎えることができました。

おとうへ。口数は多くないけど、大事な時や悩んだときは、いつも相談にのってくれて、バシッと良い選択をしてくれたね。中学時代、バスケのキャプテンをやるかどうか悩んでいた私に、「今、完璧じゃなくていい。1年後、立派なキャプテンになっているから大丈夫だ。」そう力強く言ってくれたよね。その言葉に背中を押してもらえたよ。おかげで、バスケを通して大切な経験ができたし、かけがえのない友達ができました。私の意見を尊重し、上手くいくよう考えてくれるおとう。本当に感謝しています。ありがとう。

おかあへ。おかあはとても一生懸命でポジティブな人。その性格に助けられたことが何度もあります。受験のとき、煮詰まっていた私をよく外に連れ出してくれたよね。私のこんつめてしまう性格をわかってくれていたんだよね。受験を乗り越えられたのはおかあのサポートのおかげです。大学時代は初めての一人暮らしで、たくさん心配かけたと思う。風邪をひいたときは、実家から飛んできてくれて嬉しかった。そのとき作ってくれた親子丼の味は一生忘れないよ。今改めて、おかあの凄さとありがたさを感じています。おかあみたいなお母さんになりたいな。これからも元気でいてね。

沢山迷惑かけたと思うけど、二人の子供に生まれてこられて、本当に幸せな27年間でした。おとうのおかげで出会えた彼とともに、幸せな家庭を築いて行けるよう頑張っていきます。これからもよろしくね。ありがとう。

 

★Point!

“その言葉に背中を押してもらえた” “乗り越えられたのはおかあのサポートのおかげ”
両親のおかげで乗り越えられたエピソードは、なるべく具体的に伝えましょう。実際に印象に残っている言葉を紹介するのも◎

 

■例文⑥ 片親で育ててもらった場合の花嫁の手紙


お母さんへ。手紙を読むか悩んだけれど、なかなか伝えられる機会もないから、今日はこの場をお借りして感謝を伝えたいと思います。少し恥ずかしいけれど、聞いてください。

お母さん、今日まで育ててくれて、本当にありがとう。女手ひとつでの子育ては本当に大変だったよね。小さい頃から泣き虫で、些細なことで泣いては、困らせていたよね。保育園に行きたくないとぐずっていたのを、今でも覚えています。当時はわからなかったけど、仕事も大変で、仕事に育児に一人で抱え込んでいたのではないかと思います。それでも、涙見せずに、舞の前ではいつも笑顔でいてくれてありがとう。

いろんなところに二人で行ったよね。高校生のとき、真冬に北海道に旅行にいって、二人して凍えそうになったこともあったね。雪まつりで撮った写真は、今でも部屋に飾っています。休みの日には、新しくできたカフェに一緒にいったり、洋服買いにいったりもしたね。友達みたいになんでも話せて、なんでも相談できて、本当に嬉しかったよ。これからも変わらず、一緒にいろんなところに出かけようね。

これからは舞がお母さんを守るからね。ずっと大好きです。

最後になりますが、啓太くんのお義母さんお義父さん。新しい家族ができて幸せです。まだまだご迷惑もかけるかもしれませんが、温かく見守ってください。これからどうぞよろしくお願いします。


★Point!

母子家庭や父子家庭など、事情がある家庭は意外と多いものです。片親のことを手紙で書くかどうかは、花嫁さんの気持ち次第。自分の気持ちを伝えやすくなるなら、書いても全く問題はありません。
気にしすぎず普段どおりに感謝の気持ちを伝えましょう。存在の大きさがよりわかるエピソードと合わせて感謝を伝えると、伝えられる側も胸がじーんと熱くなりますね。

 

■例文⑦ 天国にいる人に向けて伝える花嫁の手紙


本日はご多用のところ、私たちの結婚式へお越しいただきありがとうございました。最後になりますが、今日は家族へ手紙を書いてきましたので、この場で少しお時間いただくことをお許しください。

パパ、ママへ。いろいろなことがあったけれど、今日をようやく迎えることができました。大切に育ててくれて本当にありがとう。

パパ、天国から見てくれていますか?パパが今日ここにいないことが不思議で、今でも、どこかでビデオカメラを回しているんじゃないかと探してしまいたくなります。パパはいつも優しくて、仕事で疲れて帰ってきても、子供たちの遊び相手になってくれていたよね。毎年家族でディズニーランド行ったことも、覚えてるよ。それなのに、反抗期には口もきかない時期もあった。ごめんね。愛してくれてありがとう。ママもゆきちゃんも元気に暮らしているから、安心してね。私も、もっともっと幸せになるからね。

ママへ。つらいときこそ笑顔で、家族を明るく照らしてくれていたね。たくさん救われたよ。部活も勉強も投げ出したくなったときもあったけど、ママがそばで支えてくれて、信じて待っていてくれたから、頑張ることができた。本当にありがとう。いろんなことがあって、弱いところを見せないように、気丈にふるまっていたよね。これからは少し肩の力を抜いて、強がらないで頼ってね。今度はうちらがママを支えていくよ。

ゆきちゃん。小さい頃はよく喧嘩もしたけど、今は、ゆきちゃんがお姉ちゃんで良かったって心の底から思っています。長女だからって、しっかりしなきゃいけない場面をたくさん任せてきちゃったよね。ごめんね。これからは、子育てのことも色々教えてね。ゆきちゃんの妹になれて幸せです。

家族、そしてたくさんの人の支えがあり、今日を迎えることができました。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これから優しさと笑顔あふれる家庭を弘樹さんと築いていきますので、どうか温かく見守っていただけると幸いです。本日は誠にありがとうございました。

 

★Point!

死別した詳細な経緯を伝える必要はありませんが、天国にいる大切な人へ手紙を書きたい花嫁さんもいらっしゃるはず。あまり苦労話が多いとしんみりした印象になってしまうので、昔の具体的なエピソードを出しつつ感謝を伝える内容や、これからの未来に向けた内容にすると◎
自分が当日泣かずに読みきれるかもイメージトレーニングしつつ書いてみましょう♪

 

■例文⑧ 授かり婚の場合の花嫁の手紙


皆さま、本日はお忙しい中、私たちの披露宴にご列席いただきありがとうございます。
この場をお借りしまして、私を育ててくれた両親への感謝の手紙を読ませていただきます。

お父さんへ。結婚の報告をしたとき、喜んでるような少し寂しいような顔をしていたね。小さい頃からお父さんっ子だったよね。遊園地にいったときも、肩車してもらったり、「お父さんと一緒に乗る!」って言って、いつも隣に座っていたのを覚えています。今日はバージンロード一緒に歩いてくれてありがとう。お父さんに注いでもらった愛情を、まゆかに受け継いでいくよ。

お母さんへ。私を産んでくれて、大切に育ててくれてありがとう。高校時代、反抗期でたくさん迷惑かけたこともあったよね。今なら、お母さんが叱ってくれた理由や、言ってくれた言葉の意味が痛いほどわかるよ。まゆかを授かったとき、驚きながらも喜んでくれたことが本当に嬉しかった。私も母になり、改めて、お母さんにどれだけ支えられていたかがわかりました。家事に育児に、まだまだお母さんの背中には追いつけないけれど、お母さんのように優しく、愛情深い母になれるよう頑張ります。

そして賢人さんのお義父さんお義母さん、私たちの結婚を許してくれてありがとうございました。まだまだ未熟な私なのでこれからいろいろお世話になると思いますが、今までとかわらず温かく見守っていてください。

これからは家族3人、辛いことは一緒に乗り越え、明るく笑顔のたえない幸せな家庭を作っていきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

 

★Point!

授かり婚や子連れ婚であっても、両親とのエピソードを交えながら感謝の気持ちを書くのが基本。さらに自分自身が親になったからこそ感じたことや、親としての決意も盛り込んだ手紙にすると、よりと感動的になりますね♪現在妊娠中の花嫁さんは、ゲストの皆さんも既知であれば手紙に盛り込んでも問題ありません。まだ知らないゲストがいる場合には、ご家族間でよく話し合ってみて!

 

“あなたらしい”言葉やエピソードを大切に

たくさんの花嫁の手紙の例文をご紹介しましたが、何より響く言葉は、“あなた自身の言葉”です。思い出から紡がれるリアルなエピソードは、何より想いが伝わるはず。普段のありのままのあなたらしい言葉で、手紙を書いてみてくださいね。書き方や言い回しに悩んだら、ぜひ卒花さんの手紙を読み返してみてください♪

 

最後に

「手紙は少し恥ずかしいな」「手紙を当日ちゃんと読めるか不安・・」そんな花嫁さん向けに、オースタンスでは『Letter Song』を制作しています!感謝の気持ちを、世界でたった一つのオリジナルソングにのせて届けてみませんか?プロの作詞家が作詞をサポート!出来上がった歌詞にプロの作曲家がオリジナルソングを制作します。当日映像と一緒に歌を上映して、感謝の気持ちを伝えてみませんか?

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両親への感動の手紙を歌にのせて

レターソング【公式】HP
➡https://lettersong.ostance.com/

レターソングの動画はこちらから🎶

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