【結婚式のエンドロール】構成や制作時の注意点、メッセージ例をまるごと解説！ | 結婚式、両親に贈る手紙を歌に｜レターソング

結婚式のエンドロールってどんなもの？

結婚式の最後、新郎新婦の退場前後で上映するエンドロール。今日1日を締めくくり、来てくれたゲストへ感謝を伝える大事なムービーです♡

エンドロールの役割は？

・披露宴のラストとして感動の余韻を残して終宴へ

来てくれたゲストがエンドロールを見ながら、「良い披露宴だったなあ」「楽しい1日だったなあ」と改めて振り返る時間です。最後のムービーとして流し、明確に終宴の雰囲気を作り出すことで、全体としてまとまりも出ます◎

・ゲストへ最後に感謝の気持ちを伝える

結婚式当日は、写真撮影の時間やテーブルラウンドの時間を設けても、なかなか一人ひとりにメッセージを伝えることはできません。事前に用意したメッセージをムービーの中で伝えることで、しっかりと感謝を伝えることができます。

エンドロールにはどんな種類がある？

エンドロールには大きく2種類あります。

1つは結婚式場がつくってくれるもの。当日、挙式前の新郎新婦の様子や、挙式中の映像、そして披露宴中の映像まで、ギリギリまで撮影した映像をつかって、急ピッチで編集し、エンドロールムービーとして仕上げてくれます。披露宴から参加したゲストにも挙式の様子を見てもらえるのは嬉しいですね♡式場にもよりますが、お値段は約10万〜30万と幅があり少々高めです。

もう1つは自分たちで用意するもの。事前に会場へ納品する必要があるので、当日の映像を使うのは難しいですが、前撮りの写真やゲストとの写真を使ったり、メッセージを載せたり、自由度が高いのが特徴です♪

エンドロール制作時のポイント

エンドロールムービーを自作する際のポイントをご紹介します♪

上映時間

3分〜5分程度、BGM1曲分が適切な長さです。

構成

構成に決まりはありませんが、ここでは代表的なものをご紹介します。
配分時間については目安とし、選んだBGMまるまる1曲がちょうど収まるようにしましょう。曲のサビの始まり、2番の始まりなど、タイミングを合わせて調整するといいでしょう。

・最初のメッセージ　20-30秒程度
（“今日はお越しいただきありがとうございました”というようなメッセージ）

・新郎ゲストへのメッセージ　1分半〜2分程度

・新婦ゲストへのメッセージ　1分半〜2分程度

・終わりのメッセージ　30秒程度
（“これからも末永くよろしくお願いします”というようなメッセージ、“fin.” や “Thank you”などラストカット。）

BGM

好きな曲を選んで問題ありませんが、感動的な雰囲気、明るい未来を感じるような楽曲がおすすめです♡
おすすめの楽曲を4つご紹介♪

アイノカタチfeat.HIDE(GReeeeN)／MISIA

ありがとう／大橋卓弥

瞬き／back number

Thinking Out Loud/Ed Sheeran

エンドロールで注意したいポイント

自分たちでつくる際、気をつけたい注意ポイントについて解説します。

ゲストの並び順

必ずしもこうしなければいけない！という決まりはありません。あいうえお順に並べても、席次順で並べても問題はありません。職場での地位や、自分との関係性に配慮する場合には、下記の順番がよいでしょう。地位の高い方を上に、自分と血縁関係が近い人を下に並べます。

・恩師や上司など（主賓、挨拶を依頼した方）
・職場（上司→同僚）
・友人
・親族
・家族

敬称の書き方

全て“様”の表記で基本的に問題ありません。恩師などの場合には“◯◯先生”、小さいお子さんは“◯◯くん” “◯◯ちゃん” でも良いでしょう。なお、家族（両親、兄弟、姉妹）は、新郎新婦と同様、結婚式のホスト側になりますので、何も敬称をつけないようにしましょう。

メッセージの流し方

メッセージは一人ひとりに宛てて書くパターン、またはグループごと宛てて書くパターンがあります。ゲストの人数が多い場合はグループごとのメッセージがおすすめです。また、メッセージを表示する際に注意したいのが、メッセージの文量と表示時間です。1行程度のメッセージであればパッと読むことができますが、数行に渡る場合はゲストが読める時間を十分確保できるよう注意しましょう。

例）1行程度でのメッセージ